2012年3月13日火曜日

雑木・雑草調べにいい図鑑はありませんか?

祖父の代には田んぼだったところが、すっかり荒蕪地になってしまったので、今開墾をしている。面積は1反5瀬(約1500㎡)ほどで、山間にあり農業機械が入れないという条件の悪いところなので、こうして荒れてしまったのは仕方ないことだと思うが、改めて活用方法を考えていきたい。

我が家はあまり農地を持っていない方だが、畑作であれば、このような開墾をしなくても周囲に借りられる土地がたくさんある。高齢化等で耕作を辞める方が多いので、もっとよい条件の、活用されていない土地が余っているのだ。

だから、開墾の目的は畑作ではない。ここが利用できるようになったら、木を植えたいと思う。借りた土地にも木を植えられないことはないが、やはり樹木は長期的に考えて自分の土地にある方がいい。

現代的な水稲栽培においては、農業機械が入れないことは致命的であるが、この土地は日当たり良好で日照時間も長く、さらに隣に小川があって水が豊かであり、果樹生育には適していると考えられるので、荒蕪地にしておくのはもったいない。

今のところ考えているのは、(シキミ)とアボカドである。樒は仏事に用いる木であるが、木全体に毒性があるため、猪や鹿の害を受けない。山間にある土地なので、山側には樒を植えて害獣よけにしたい。アボカドは、妻の思いつきであるが、国産のものがまだあまり流通していない状態ということなので、収益が期待できる。

そういうわけで、山のように繁茂した木や草をひたすら刈っているのだが、ひとつ気になることがある。それは、もしかしたら有用な木や草も除去しているのではないかということだ。そもそも、私は植物の知識が浅く、雑木や雑草と呼ばれる植物の名前すら分からないものが多いのである。どれが有用かなど分かりようもない。

本当は、せめてその植物の名前くらい分かってから切りたいと思う。それが、植物への最低限の礼儀だという気がする。我が家には植物図鑑一つないので、ぜひ有用な図鑑を購入したいのだが、図書館などで見ても、なかなか「これは使える!」という図鑑が見当たらない。雑木や雑草を調べるのにいい図鑑はないものだろうか。

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