2022年1月1日土曜日

新年の忙しいアピール

謹んで新年のお慶びを申し上げます(…と書いたが、喪中なので書いてはいけないのかもしれない…?)。

この2年ほど、こちらのブログがすっかり疎かになってしまった。「書くことがなくなったんじゃないの?」と思っている人も多いと思うが、実はそんなことはなく、…いや、まあちょっとはそれもあるかもしれないが、主な原因は書く時間がないことである。

昨年は、クラウドファンディングで資金を募って「古民家ブックカフェ」を開店させたので、それにもかなり時間を使った。

※クラウドファンディングでご支援いただいた皆様で「まだ返礼品が届かないぞ!」と思っている方もいらっしゃると思いますが、こちらの事情で一斉に送付できておりませんのでもうしばらくお待ち下さい。すみません。

それから、今年度は小学校のPTA会長もやっているし、その前から農業委員会の仕事(正確には農業委員会の農地利用最適化推進委員)もやっていて、なんだか細々とした用事がいろいろと襲ってきている感じである。

ついでに、今は(昨年10月〜1月まで)南日本新聞の読者モニターも務めている。これは「南日本新聞を読んで」というコーナーに月1回投稿するもので、このブログを読んでなのか何なのか、新聞社の方から依頼してきたものである(ちゃんと原稿料も出る)。最初は「月一回の投稿だからそんなに大変じゃないでしょ」と思っていたが、やはりちゃんとしたものを書くには、新聞を毎日しっかり読まないといけないので思ったより負担だった。

ついでに書くと、新聞に毎月載れば何か反響があるだろうと思っていたが、意外と何も反響がないので拍子抜けしている(笑)まあそんなもんか。

それからもう一つ、昨年は「やうやう」という大隅(鹿屋)で創刊されたフリーペーパーで連載を持つことになり、2ヶ月に1回くらいのペースで原稿を書くようになった。連載のテーマは「バッハ以後のフーガ250年の歴史」。誰が読む連載なのか自分でもわからないマニアックなテーマである(ただし、今はまだマニアックな話題には到達していない(笑))。

【参考】バッハ以後のフーガ250年の歴史
https://fugue-after-bach.blogspot.com/
※フリーペーパーに掲載後しばらくしてから転載しています。

そして実は、最近私の時間を奪ってきたことがもう一つある。それは、本の出版である。まだ詳細は伝えることができないが、某中堅出版社から本を出版することになった。それでこの数ヶ月は原稿の整理やら校正やらで時間を取られていた。

内容は、このブログで「なぜ鹿児島には神代三陵が全てあるのか?」というタイトルで連載していたもの。もちろんブログに書いたままではなく、ブログを元にまとめ直したものである。最初は地元出版社に出版を打診したものの、「かなり専門的なので中央の出版社に持っていった方がいいんじゃないか」ということで持ち込みし(といっても電子メールで送っただけですけど)、驚くべきことに一社目で出版が決まった。

そんなわけで、今年は本を出す予定である。これは私も以前から目標にしていたことなので非常に嬉しい。ただ、そのためにもっと忙しくはなりそうである。

と、いうように、こんなブログでも、書いているといろいろ発展があるものだ。もうちょっと積極的に書いていった方がいいかもしれない。

というわけで今年もよろしくお願いいたします。