2013年1月14日月曜日

ポンカンの収穫をぼちぼちやっています

昨年末から、ぼちぼちポンカンの収穫をしている。

初めてポンカン(とタンカン)を栽培してみたわけだが、結果はあまりよくない。玉が揃っていないし、表面が汚い(キズ等がある)のが多い。

玉が揃っていないのは摘果が甘かったせいだ。つまり成らせすぎた。最初だから加減が分からなかったが、今年の経験でなんとなく摑めた気もする。

表面が汚いというのは、サビダニという目に見えないダニがたくさんいたせいで、直接的には薬剤散布が適期にできなかったためと思われる。私は初年度の栽培ということで、薬剤散布をカレンダー的(つまり、防除基準に定められている通り)にやったわけだが、今年は天候不順もあったせいで、有効な防除になっていなかったかもしれない。

味の方はどうかというと、少し淡泊かなと思っていたが、1月も半ばになって味が乗ってきた気がする。もちろん他の人のポンカンと味比べをしてみないと分からないが、ちゃんと予措(採った後しばらく貯蔵して熟成させる)すれば許容範囲の出来と思われる。

ポンカンは初心者向け果実と言われていたが、確かに素人の管理でもそこそこ収穫することができたし、普通に食べる分には十分のものが出来た。次年度は有機栽培にトライしたいと思うので、主に病害虫防除の点ではまたしても散々な結果になることが予想されるが、今年度の反省を踏まえてよりよい栽培ができたらと思う。

一方で、タンカンは管理が悪いと全然ダメのようだ。似たようなカンキツなのに性格がかなり違うのは面白い。

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