2013年1月16日水曜日

1月26日(土)、銀座三越で物産イベント「南さつまの実り」が開催予定

全農が2010年からやっている「みのりみのるプロジェクト」というのがある。

これは「農業を軸として多用なライフスタイルのあり方を提案する」というもので、Facebookを活用したり、デザインがかわいらしかったりして、いい意味で全農らしくない活動。ポスターなどが垢抜けているし、銀座三越の屋上に「みのる食堂」「みのりカフェ」を設置するなどセンスが若い。

この「みのりみのるプロジェクト」が、いま南薩を特集中であることは、関係者以外ほとんど知られていないであろう…。

具体的には、同プロジェクトが発行するおしゃれなフリーペーパー『AGRIFUTURE VOL.15』で南さつまが特集されており(正確にはJA南さつまの管轄範囲=南さつま市、枕崎市、南九州市)、1月26日(土)には、銀座三越9Fで「みのりみのるマルシェ 鹿児島県南さつまの実り」が開催される。

『AGRIFUTURE VOL.15』では、知覧紅(さつま芋)生産者の上木原さん夫妻、有機栽培の知覧茶生産者の塗木達郎さん、黒牛生産者の江籠範厚さんが大きく紹介。また特産品として、それ以外に「ポンカン・タンカン・キンカン」が紹介されている。さらに唐突に(?)坊津が見開きで紹介されていて、観光ボランティアガイドの鮫島昭一さんの的確な案内が掲載されている。

イベントの「みのりみのるマルシェ」は、簡単に言えば産直物産イベントだが、南薩というくくりでこういうイベントが行われることはまずないので、たった一日の小規模イベントとはいえ貴重と思う。内容は、お茶の販売の他、
「加世田のかぼちゃ」や「知覧紅」、「きんかん春姫」、「たんかん」が県ブランド指定を受け、一大産地を形成しており、今月の旬「枕崎にんじん」や「実えんどう」「スナップえんどう」など生産者の丹精込めて仕上げた農産物が揃います。
とのこと。何が出品されるのかイマイチ不明だが、0.1%くらい、私がJAに出荷したかぼちゃがそこに混じっている可能性もあるのかもしれない。

それにしても、この「みのりみのるプロジェクト」、センスは今っぽいのにほとんど注目されていない。三越に店を構えているのは全農の資金力としても、営農販売企画部の担当者が一人でやっているようなところがあり、展開が小さい(全農のWEBサイトにも直リンクがない…)。このマルシェも1日だけじゃなく、1週間くらい開催すればいいのにと思う。LEEとコラボしてジーンズのつなぎを開発するような(採算が取れるのか不明だが)面白いグッズ製作もしていて、これからも頑張ってもらいたいと思う。東京近郊で興味のある人は、三越のイベントにも行ってみてほしい。


【情報】みのりみのるマルシェ 鹿児島県南さつまの実り
2013年1月26日(土)銀座三越9階(GINZA TERRACE)10:00〜

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