2012年1月10日火曜日

2012年、正月。

新しい土地で、新しい年を迎えることができた。

初詣は、近くにあるお社さん。側面に「窪屋敷中氏神」とある。

「屋敷」とは、大きな家のことではなく昔の行政区画単位で、現在で言えば「集落」に当たる。だから、これは窪集落の氏神を祀った祠である。初詣は、由緒ある大社に行くよりも、こうした地域の社に詣でるのがよい。

反対側の側面には「昭和十二年八月建設」とある。戦前ではあるけれど、そんなに古いものではない。

古くて立派なものはそれだけで有り難いけれども、こうした何気ないものが長く大切にされていることは、もっと有り難いことだ。

ところで、「氏神」とは、一体何なのだろう? 辞書的な意味はわかっても、単なる「土地の神」ではないところが難しい。田舎暮らしをしながら、そういうことも考えていけたらと思う。

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