先輩農家と共同で(というか、おんぶにだっこで)秋かぼちゃを作らせてもらえることになって、早速作業が始まっているが、今日は台風の影響でお休み。
水稲収穫後の田んぼを使うのだが、今日だけでなく天気に恵まれず作業が思うように進まない。秋かぼちゃは台風の影響をモロに受けるので博打性が高いらしいが、既に負け博打の様相を呈しており、天候の好転を願うばかり。
ところで、春にかぼちゃを作りますという記事を書いたのだが、その結果を書くのを忘れていた。約100株作って、収穫はコンテナ10個分くらい。個数にして(まともなのは)70個くらいだった。総じて大きさは十分だったが、早く葉が枯れてしまったこともあって、味に濃厚さは足りなかった。やはり農薬を使わなかったのが大きかったと思う。
家内が、そのかぼちゃを使ってコンフィチュールを作ってくれた。コンフィチュールというのは、簡単に言えばフランス風のジャム。素朴なだけに素材の味がよく出て、甘いかぼちゃで作ったこいつはとても美味。我が子(2歳)が喜んでパンに付けて食べている。ついでにそれらしいラベルを作ってみたら、商品としていけそうな気がしてきた。
かぼちゃというと、煮付けで食べるのがスタンダードだと思うが、「加世田かぼちゃ」はせっかくのブランド野菜なのだから、利用法も含めて独自色があってもよいと思う。高級野菜だから料亭等で使われているのだと思うが、それでは一般への認知は進まないし、ブランド野菜としてのアイコン(象徴)的な商品があるといいのではないか。
このコンフィチュールがそのような商材になることを期待するものではいが、金を掛けて大規模なキャンペーンをするのでない限り、草の根の試行錯誤がブランドを作るわけで、美味しいかぼちゃが出来たら、その利用法もいろいろ工夫・発信していきたい(正確には、家内に工夫してもらいたい…)。
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