2014年8月13日水曜日

大浦まつりが開催されます

2014年10月19日、大浦まつりが開催される。

大浦まつりは、各地区で行われていたお祭りを糾合して町内全体のお祭りとして始まったもので、今年で第6回目になる。一応、自称(?)「大浦地域最大のイベント」である。

内容は結構盛りだくさんで、ステージもあるし、屋台的なものもあるし、イベント的なものもある。会場は違うがスポーツ大会も行われ、体育館では展示もある。そしてなんと、今回は特別展示として、先日開催されて大きな話題を呼んだ「南薩鉄道100年企画展」の展示が大浦まつりに巡回することにもなった(はず)。

私も今年は実行委員の末席を汚していて、なんだかよくわからないまま実行委員会に出ているのだが、ちょっと驚いたことがある。それは、このお祭りの予算のほぼ1/3が市役所からの補助金で成り立っていることだ。ほか農協や商工会、観光協会の補助金と合わせて、こういう(半)公共機関からの補助金が予算の半分を占める。事務局を役場が担っているのは、まあ田舎ではよくあることと思うが、予算の半分が補助金というのは、継続性が心配である。

お祭りというのは蕩尽の機会であるからもとより赤字なのは当たり前だが、だからこそ、寄附によって地域の人達が支えなければ成立しない。だいたいこういう地域のお祭りでは、金参万円○○、金壱万円○○、と長々しい寄付者リストが掲示されているものだ。一方で、大浦のひどい過疎化を考えると、商工会の努力も厳しくなってくるだろうし、一戸あたりいくら…という形で集めている現在の寄附募集の方法だと限界があるのも明らかである(寄附の集め方は集落によって違うようだが)。
 
私は、南薩地域の大きな強みは都会に出て行った人の割合が非常に大きい、ということだと思うので、こういう時こそ、大浦をふるさととする多くの方々の助力が願えないかと思う。昨年も、関東・関西在住の町出身者から合わせて10万円の寄附があったそうである。少し他力本願な気もするが、ここの割合を増やしていくことはできないものか。

もちろん、ただ「お金を出してください」というのではつまらないから、例えば大浦まつりに合わせて同窓会を開催することに協力するとか(例えば、会場に近い遊浜館の協力を得て同窓会の会場を斡旋)して、同日の同窓会開催を応援してはどうか。日程的に近い大浦小学校の運動会で還暦同窓会が行われる手はずになっているということだから少し重複感はあるが、せっかく同窓会で集まるなら、町内のいろんな人が顔を出す機会に開催したいという需要はあるように思う。同日で同窓会が行われれば、「○○年卒一同」で寄附が期待できるだろう。

それはともかくとして、このたび大浦まつりへの支援・協力をお願いする「趣意書」が配布されたのでここにお知らせする次第である。でもこの趣意書は寄付依頼そのものではないので、寄附の振込先などは書いていない。万が一大浦まつりを支援したい! という方がいらっしゃれば、南さつま市役所大浦支所(0993-62-2111)へご連絡をよろしくお願いします。

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