2011年のクリスマス、神奈川県から鹿児島県南さつま市大浦町の古民家へ家族で移住。 大浦町は、父方の故地ではあるもののいわゆるIターン。 田舎暮らしのありさまや感じたこと、考えたことのメモ。
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読書メモ(書物周游)
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2021年12月27日月曜日
パチンコ屋が潰れて、跡地にまたパチンコ屋ができる街
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今年のうちに、今年一番のガッカリ、について書いておきたい。 以前、「イケダパン跡地の有効利用」という記事を書いたことがある。加世田の街の中心部に、イケダパン跡地が廃墟化した区画が残っているからそれを有効利用した方がいい、という内容だ。 【参考】 イケダパン跡地の有効利用 htt...
2021年8月11日水曜日
小学校のPTA会長になりました
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実は今年度、小学校のPTA会長になってしまった。 もちろん、人望があって選ばれた…とかではない。うちの娘たちが通う大浦小学校は全校の児童が約50人しかいない。保護者の数は30組くらいだったと思う。 PTA会長は6年生保護者から選ばれるとは決まっていない…のだが慣例的に6年生保護者...
2019年2月24日日曜日
海からやってきた2頭のクジラ
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先日、笠沙の小浦に2頭のクジラが打ち上がった。 下の娘がクジラを見てみたいというので保育園から海岸まで直行。正確な場所は聞いていなかったが、行けば人だかりがあるだろうとタカをくくって進むと、果たして大勢の人が集まっているところがある。自宅から車で15分ばかりの岩場に巨大な...
2017年12月16日土曜日
「恐竜 v.s. 西郷どん」
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来年も、「砂の祭典」に関わることになった。 今年私は「砂の祭典」の実子推進本部員および広報部員として、このイベントに関わらせてもらった。 でもそれは、30回記念を迎えたこの1回限りのつもりだった。そもそも、「砂の祭典」のメイン期間であるゴールデン・ウィークは、栽培して...
2017年2月2日木曜日
【急告】大坂小跡を日本最大のファブラボにする大プロジェクトがカンパ中!
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南さつま市金峰町の大坂(だいざか)で、電気水道ガスを契約しない(ある意味)最先端の暮らし、を送っている友人 テンダー さんが、どえらいプロジェクトを立ち上げた。 廃校になった大坂小学校の校舎をまるまる借り切って、これを「ファブラボ」にしてしまおうという壮大な構想である。 ...
2016年12月19日月曜日
「砂の祭典」を一緒にかき混ぜませんか?
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以前書いたように、私は「吹上浜 砂の祭典」の実施推進本部というののメンバーになった。それで最初の会議で強く主張したことがいくつかあるが、そのうち一つが主催者側のメンバー公募である。 何しろ、ごく僅かの例外を除いて、「砂の祭典」に関わっている人たち(=各部会の部員)は、ほと...
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2016年8月4日木曜日
黒瀬杜氏とは何者だったのか(その3)
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黒瀬杜氏がどうやって始まったのか、はっきりとは分からない。 ただし、黒瀬杜氏の系譜は3人の初代杜氏へと遡れる。黒瀬常一、黒瀬巳之助、片平一(はじめ)の3人である。この3人がどのように焼酎造りを学んだのかということは確たる記録がないものの、様々な証言を突き合わせてみると次の...
2016年7月31日日曜日
黒瀬杜氏とは何者だったのか(その2)
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鹿児島で杜氏と言えば、黒瀬杜氏の他に「阿多(あた)杜氏」がある。 かつて黒瀬杜氏と阿多杜氏は、鹿児島の二大杜氏集団であった。阿多杜氏の規模(人数)は、黒瀬杜氏の3分の1程度だったようだが、それでも焼酎杜氏の代表的な勢力であった。杜氏集団は鹿児島には黒瀬と阿多の2つしかなく...
2016年7月25日月曜日
黒瀬杜氏とは何者だったのか(その1)
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酒造の責任者を表す「杜氏(とうじ)」という不思議な言葉の語源に、こういう説がある。 かつてお酒というものは、客人を招く際に前もって家庭で刀自(とじ:古い言葉で「奥さん」という意味)が作っておくもので購入するものではなかった。だから、その家庭のお酒の味の良し悪しが、奥さんの...
2016年6月16日木曜日
人間讃歌としての砂の祭典へ
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今年の「 吹上浜 砂の祭典 」は、運営側にもほんのちょっとだけ関わらせてもらった。観光協会の関係で、家内が出店(でみせ)の裏方や店番などをしたのである。 それで、「砂の祭典」についていろいろ思うことがあった。 一応、「砂の祭典」を知らない人のために説明すると、これはゴ...
2016年1月22日金曜日
イケダパン跡地の有効利用
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先日の記事で、加世田の市役所周辺に下水道を敷設することへの反対意見を書いた。 そのついでといってはなんだが、47億円で下水道を作るくらいならぜひやってほしいことがあるので書いておきたい。それは、イケダパン跡地の有効利用である。 イケダパンは、加世田発祥のパン屋である。...
2016年1月18日月曜日
【急告】南さつま市役所周辺に下水道は必要か
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南さつま市で、加世田の市役所周辺に公共下水道を設置しようという事業が去年からにわかに動き出した。 【参考】 市報南さつま 2015年3月号「汚水対策、凍結から解凍へ」 (4ページ目) だが、この事業にはいろいろと問題があり、昨年末に住民説明会が行われてから「ちょっと待...
2014年7月27日日曜日
「ぬいぐるみで行く南薩 民泊ぷちツアー」参加者募集中です!
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※モバイル環境では、上のチラシPDFが正しく表示されないかもしれません。 「南薩の田舎暮らし」の新企画、「ぬいぐるみで行く南薩 民泊ぷちツアー」の募集を開始した。 ある日、加工所でスコーンを作っていた家内が家に帰るなり、「すごくいいこと思いついちゃった!」と言うので何事か...
4 件のコメント:
2014年2月11日火曜日
南さつま市健康元気まちづくり百寿委員会が発足
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南さつま市はやたらと一人あたりの医療費が高いという問題があり、健康で元気な生活を送れるまちづくりを進めるため、このたび百人以上の市民を巻き込んで「 南さつま市健康元気まちづくり百寿委員会 」なるものが設立された。 私自身はどちらかというと不健康な方だが、なぜかこの委員に選...
2013年12月21日土曜日
「はきもの奉納」と大木場山神祭りの謎
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大浦町の大木場という集落にある 大山祇神社 で12月に行われる 奇祭 が「山神(ヤマンカン)祭り」である。先日これの案内をいただいたので見学に行った。 この祭りは、詳しくはこちらのサイト( →鹿児島祭りの森 )に譲るが、簡単に言うと片足30kgもある バカでかい草履を履い...
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2013年10月8日火曜日
南薩のポストカード「Nansatz Blue」できました
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以前お知らせ した南薩のポストカード「Nansatz Blue」5枚セットが完成して、 「南薩の田舎暮らし」で販売を開始 した。 たくさんの素晴らしい写真の中から5枚を選ぶ作業はとても悩ましいもので、正直未だに「あっちの方を入れた方がよかったかなあ」と思う部分もある。特に...
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2013年7月8日月曜日
長屋山自然公園からの素晴らしい眺め
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ほぼ毎日その山容を見ていながら、これまで一度も頂上に登ったことがなかった長屋山(ちょうやざん)に車で行ってみた。 頂上付近には「長屋山自然公園」が整備されており、駐車場、トイレ、展望所兼休憩所のようなところがある。 この展望所からの眺めは最高で、この写真の景色が目に入...
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2013年6月19日水曜日
二人の「日羅」——南薩と日羅(2)
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坊津の一乗院の創建を始め、金峰山の勧請、磯間嶽の開山など、ありそうもない日羅の事績が南薩に残っているのはどうしてなのだろうか? また、古墳時代という遙かな古代に日羅が本当にやってきたのだろうか? さて、始めにこうしたことがこれまでの地域史でどのように考えられてきたのかを見てみ...
2013年6月17日月曜日
磯間嶽は遙かな古代から信仰された山か?——南薩と日羅(1)
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大浦町の南側は、磯間嶽という山が塞いでいる。磯間山とも言うし、もっと親しみを込めて「いそまどん」とも呼ばれる山である。 この山、標高は363mと低いながら巍巍とした威風ある山容を持ち、特に天を衝く山巓(さんてん)はあたかも鬼の頭のような異様な風体をなしている。 また、...
2013年5月30日木曜日
もう一つの特攻基地
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南薩で特攻基地、というと 知覧 が圧倒的に有名だが、実は加世田の万世(ばんせい)にも特攻基地(万世飛行場)があった。 この基地は旧日本陸軍最後の特攻基地であり終戦間近の数ヶ月だけしか使われなかったことや、極秘の飛行場だったためか、かつては「幻の基地」と呼ばれほとんど知られ...
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