2011年のクリスマス、神奈川県から鹿児島県南さつま市大浦町の古民家へ家族で移住。 大浦町は、父方の故地ではあるもののいわゆるIターン。 田舎暮らしのありさまや感じたこと、考えたことのメモ。
ページ
(移動先: ...)
ホーム
読書メモ(書物周游)
▼
ラベル
読書記録
の投稿を表示しています。
すべての投稿を表示
ラベル
読書記録
の投稿を表示しています。
すべての投稿を表示
2014年12月11日木曜日
経済が発展する原動力(その2)
›
(前回から引き続き『発展する地域 衰退する地域』について) 地域の経済発展の大きな原動力が「 輸入置換 」にある、というのは認めるにしても、多くの地方都市で行われている「 工場誘致 」もその原動力にならないのだろうか。 日本では(というより世界の多くの都市で)企業の工...
2014年12月9日火曜日
経済が発展する原動力(その1)
›
「地方創生」が話題になっている。 地方経済の発展というのは、もう何十年も前から「喫緊の課題」とされていて、それこそ「国土の均衡ある発展」(by田中角栄)とか、これまでも様々な面で唱導されてきた、ある意味で使い古された政策課題である。しかし落日の途(みち)にある日本にとって...
2013年9月3日火曜日
日本の農書の黎明と停滞
›
以前「 西欧近代農学小史 」というブログ記事を書いた時に、「俄然興味が出てくるのが江戸時代の日本の農書である。[…]何かいい参考資料を探したい」としていたのだが、実はこの分野には「これを知らなければモグリ」という決定的な研究書があった。それが、 古島敏雄 の『 日本農学史 第1巻...
2012年11月24日土曜日
果樹の有機栽培を(理屈はともかく)実践的に述べた本
›
来期から果樹生産を有機栽培に切り替えたいなあ、と思って『 有機栽培の果樹・茶つくり 』(小祝 政明 著)でお勉強。 著者の主張は単純で、農薬を使わずに病害虫を防除するためには植物体自体を充実させなくてはダメで、そのためには ミネラルと有機のチッソが重要 だ、という。 ...
2012年9月15日土曜日
西欧近代農学小史
›
化学肥料も農薬も、トラクターもなかった頃の農業はどんなだっただろう? そして、現代農学の原型となっている 西欧近代農学の成立 はどんなだったのだろう? という興味から、『西欧古典農学の研究』(岩片 磯雄 著)という本を読んだ(※1)。 その内容はかなりマニアックだが、他で...
2012年7月21日土曜日
苔庭を目指して、コケ植物を知る
›
勝手に生えてきた庭の苔 「京都の寺みたいに、庭がコケで覆われたらかっこいいなあ…」と思って、まずコケ植物について勉強することにし、『 苔の話―小さな植物の知られざる生態 』(秋山弘之著)という本を読んだのだが、コケ植物はなかなか面白い。 まず、コケ植物の著しい特徴は、...
2012年6月12日火曜日
『果樹栽培の基礎』
›
本日も雨なので農業の勉強。ということで『 果樹栽培の基礎 (農学基礎セミナー) 』(杉浦 明 編著)を読む。 先日読んだ『 農業の基礎 』と同じく、基本的な考え方を学ぶ本であり、もとは高校の果樹の教科書として執筆されたものということで実践的ではなく、具体の栽培技術について...
2012年6月5日火曜日
「科学的な農業」の基本的考え方を学ぶ本
›
6月4日に南九州は梅雨入りし、雨模様の天気である。というわけで『 新版 農業の基礎 (農学基礎セミナー) 』で農業の基本についてお勉強。 本来は、もっと早くに(就農前に)こういう本を読んでいるべきなのだが、とりあえず動いてから考えるという性分なので今になってしまった。 ...
2012年5月14日月曜日
副業的自伐林業のススメ
›
生活に身近な山を活かす一つの方策として、「 自伐林業 」がある。 今の林業では、山主は森林組合などに委託して伐採、集材などを行うのが普通だが、以前は自分の山は自分で管理するというのが基本だった。林業は儲からないといわれるが、山主自身は何もせず、全ての作業を組合に委託して山...
2 件のコメント:
›
ホーム
ウェブ バージョンを表示