2011年のクリスマス、神奈川県から鹿児島県南さつま市大浦町の古民家へ家族で移住。 大浦町は、父方の故地ではあるもののいわゆるIターン。 田舎暮らしのありさまや感じたこと、考えたことのメモ。
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読書メモ(書物周游)
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2024年4月4日木曜日
奄美に行ってきました(その2)
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( 前回 からのつづき) 今回の旅の目的地(の一つ)は、奄美の西南部の端にある瀬戸内町古仁屋だ。 古仁屋の港には、瀬戸内町のコミュニティFM「せとうちラジオ放送(せとラジ)」の放送局がある。その事務局長、「さとぴー」こと長井聡子さんの案内で、奄美をご案内いただくというのが今回の番...
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2023年10月20日金曜日
後戻りできなくなる決定が、今この瞬間にも行われているのかもしれない
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すったもんだの末、鹿児島県の新体育館(スポーツ・コンベンションセンター)は、ドルフィンポート(DP)跡地に作られることになった。 「あれは何だったんだ?」と思ったのは、今年の2月~4月に募集された「本港区利活用エリアのアイディア募集」。これには234件もの応募があり、うち7件はプ...
2023年3月19日日曜日
公立高校の合格発表からのスケジュールがキツキツな問題について
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鹿児島では、3月16日に公立高校の合否発表があった。うちでは受験生はいないが、これに関してちょっと思うことがあるので書いておきたい。 さて、鹿児島県での公立高校の合格発表がどのように行われるか知らない人向けに、最初に流れを書いておく。 1.公立高校の合格発表の 前日 に中学校の ...
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2023年1月25日水曜日
鹿児島県文化協会は必要なのか、誰ため、何のためにあるのか
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ボロクソに否定した会議のメンバーに。「かごしま文化未来創造プロジェクト会議」 という記事でお知らせしたように、私は鹿児島県文化協会の「かごしま文化未来創造プロジェクト会議」に参加している。これまでに2回会合があった。 その会合では、鹿児島県文化協会を今後どうしていくか、どうあるべ...
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2022年5月29日日曜日
鹿児島の郷土作家、名越 護さん
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拙著『 明治維新と神代三陵——廃仏毀釈・薩摩藩・国家神道 』が遂に手元に届いた。 公式の発売日は6月10日だが、直接には販売を開始している他、またネットショップ「南薩の田舎暮らし」でも取り扱いを始めた。「待ってました」という方も多いので、既に50冊くらい売れている。 【南薩の田舎...
2017年5月10日水曜日
「カゴシマニアックス流の南さつま巡り」
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鹿児島の皆さんは、「 KagoshimaniaX(カゴシマニアックス) 」をご存じだろうか?(画像はイメージキャラクター) 「鹿児島をアツくユルく紹介するWEBメディア」、まあ平たく言えば、気軽なノリの地元情報ブログである。 実は、このカゴシマニアックスが、密かに「砂...
2015年8月11日火曜日
川内原発再稼働に想う
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川内原発が再稼働した。大変難しい問題で、これについてはブログなどでは語らない方がいいような気がする。でも大きな問題でもあるので、県民の一人として洞ヶ峠を決め込むというわけにもいかないという気持ちである。 最初に言っておくと、これを表明するのはたいへん勇気がいるが、私は脱原発派...
2014年2月6日木曜日
森田寿香と吉峯次右衛門の協力——鹿児島本願寺小史(5)
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明治初期、鹿児島に真宗が急速に広まった大きな要因は、自葬禁止の布告だったのであるが、それは他の仏教諸派にとっても追い風だったはずである。 真宗以外は廃仏毀釈等の政策で痛手を蒙っていたにしても、人々に馴染みが深かった禅宗や真言宗は少数ながら鹿児島に僧侶を派遣していたようであるし...
2014年1月28日火曜日
鹿児島の真宗が墓参りに熱心なわけ——鹿児島本願寺小史(4)
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これまで見たように、西本願寺による鹿児島の布教活動には数々の困難が伴っており、およそ成功するような事業ではなかった。乱暴にまとめてしまうと、当時の鹿児島には、真宗の教えを受け入れる素地がなかったのである。 しかし 実際には、西本願寺による布教活動は大成功 することになる。明治...
2014年1月22日水曜日
「隠れ念仏」の徒の失望——鹿児島本願寺派小史(3)
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西南戦争は薩軍の敗北で終結した。 そして、西本願寺の鹿児島開教事業が本格的に始まることになる。だが、連枝(明如の実弟)日野澤依を宗主代理として派遣するなど、西本願寺は大変力を入れて開教事業に邁進したものの、ことはそう順調には進まなかった。「隠れ念仏」の盛んだった鹿児島だったか...
2014年1月18日土曜日
西南戦争と真宗布教——鹿児島本願寺派小史(2)
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前回の記事で書いたように、鹿児島で西南戦争前夜に真宗が広められたのには政治的目的があった。鹿児島での信教自由を後押しした田中直哉にも、彼自身が真宗門徒であったということ以上に、真宗を政治利用しようとする思惑があった。 この頃の鹿児島というものは、新政府の言うことは聞かず、地租...
2014年1月14日火曜日
なぜ鹿児島では浄土真宗が多いのか——鹿児島本願寺派小史(1)
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鹿児島には、浄土真宗の家がとても多いように思う。ちゃんとした統計がないので県内全域のことは分からないが、少なくとも私の行動範囲で考えると、8割以上が浄土真宗、それも西本願寺系であるように見える。 どうして、鹿児島には浄土真宗がこうも広まっているのだろうか? 真宗興隆の長い歴史...
2013年4月30日火曜日
高校時代の同級生が立ち上げた会社
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高校時代の同級生が、昨年12月に「 南っこ 」という変わった名前の会社を立ち上げた。彼は本名もかなり変わっていて、芋高虎男という。芸名みたいである。 この会社は、農産物などの生鮮食料品の加工・販売をやっていくということで、特に鹿児島・宮崎を中心とした南日本の農産物を中心に...
2013年3月24日日曜日
石敢當の意味と無意味
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石敢當(せっかんとう)を見たことがあるだろうか? うちの集落の突き当たりには小さな石敢當があって、誰が供えているのか(造)花が手向けられている。ここには立派なイヌマキも3本立っていて、なんだかとても雰囲気のあるところである。 この石敢當というのは、謎な存在である。辻や...
2013年2月27日水曜日
芋焼酎は柑橘の香り
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私はあまりお酒が飲めないので焼酎を飲まないが、先日面白い話題を見つけたので紹介する。 本格焼酎というと、水以外の成分はほとんどエタノールで、 それ以外の成分は約0.2% しか含まれていない。 そして蒸留酒なので当たり前だが、全ての成分が揮発性のものであり、厳密な意味での(エタ...
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2013年2月16日土曜日
ぽんかんすドレッシングが販売中
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前にもこのブログで触れた「 ぽんかんすドレッシング 薫 」が発売され、南さつまの物産館で買えるようになった。さらに東京の「 かごしま遊楽館 」でも販売しており、 2月23日(土)には販売イベント (試食)も行われる。 販売イベントでは、(たぶん)唐揚げにこのドレッシングを...
2012年11月18日日曜日
質素だが誠実な展示「南さつま神話の旅」
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南さつま市金峰町にある 歴史交流館 金峰 で「南さつま神話の旅」という企画展が開催中である。 企画展自体は、十数枚程度の手作りポスターパネルと、いくばくかの土器が並べられているだけの質素な展示である。正直なところ、これを見て「面白い!」という人は少数派だろう。だが、その内容は...
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2012年10月23日火曜日
「国産紅茶終焉の地」としての枕崎
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鹿児島の枕崎市に、「 紅茶碑 」というのがある。また、インド アッサムから導入した紅茶の原木もある。 曰く「この地に於いて我が国で初めて紅茶栽培が成功した。当時、枕崎町長今給黎誠吾氏は昭和6年印度アッサム種の栽培に着目してこの地に育て…」とのこと。ともかく枕崎は「日本国産紅茶...
2012年8月30日木曜日
頴娃町出身のユニークな音楽家:サカキマンゴー
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鹿児島県の頴娃町出身のユニークな音楽家に、 サカキマンゴー さんという人がいる。 この人は、地元の祭りで偶然聞いたアフリカ音楽に魅せられ、大学ではスワヒリ語(アフリカ東海岸で話されている言葉)を専攻、休学してアフリカ縦断の旅に出て、その後リンバ(親指ピアノ)という民俗楽器と...
2012年6月27日水曜日
南薩の隠れた特産品:生のらっきょうが美味しい
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少し前のことだが、先輩農家かららっきょうをいただいた。 漬け物にせずそのまま食べても旨いということだったので、家内が豆腐の薬味として使ったのだが、これが大成功。 冷や奴の上に、スライスして湯通しした(お湯をかけるだけ)らっきょう、そして枕崎産の かつお味噌 を載せると...
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