2年前にアボカドの苗木を50本ほど植えたが、それが遂に花をつけるようになった(ちなみに3本枯れました)。
といっても、アボカドの花は5000に1つしか着果しないと言われているので、たくさん開花しても実がなるまでには至らないと思われる。収穫できるのは多分あと2年はかかるだろう。
でも苗木1年生・2年生の2年については、試行錯誤の結果、どうにか順調に生育させる方法がわかってきたようである。
ものの本には管理方法がいろいろ書いているが、いろいろやってみて思うのはそういう書物ではアメリカ式のやり方を安直に勧めているような感じがするということだ。例えば書物では、バーク堆肥を元肥にしてBMヨウリンをどかっと入れて…というような植え付け方法が勧奨されている。そして逆に剪定などはほとんど必要としないと言っている。が、日本の零細農業のやり方からするとどうも違和感がある。
私が思うに、日本でアボカドを栽培しようという場合、pH矯正のことはさておいて、元肥はほぼ必要なく、追肥のみでよいのではないかと思う(というのは大木にする必要がないので)。逆に、剪定については丁寧にした方がよく、収穫作業や管理作業がしやすいように樹形をシンプルに整えるのがよいと思う。特に夏期は2週間に1度くらい芽欠き作業を行って、余計な弱い枝を出さないように管理するのが肝要と感じた。
ただ、そういうやり方で2年間やってみて人の背丈くらいまで生長したものの、これからの管理も手探りなので、後から考えて「あー、やっぱり書物に書いてあった方が正しかった」と後悔する日が来るかもしれない。正直言うと、「これからどういう管理をしたらいいんだろう」と不安なところもあって、まだ栽培には自信がない。
でもとりあえず定植して2年間の管理はなんとかできることがわかったので、今年はアボカドを更に2反(20a)ほど増やしてみることにした。本数でいうと、100本くらいである。耕作放棄地を開墾して、5月にはアボカドをまた植えることにしたい。
鹿児島市内で、去年の春にアボカドの苗を5品種5本植えてみました。
返信削除アボカドの育て方はイマイチよくわからないけど、越冬は寒冷紗をかけてその上からコモをかけて4月にコモをはずしました。Aタイプが1本だけだったのにAタイプだけ枯れかけています。他の木も幹が黒ずんでいました。
苗の購入先では7年目に800個って言われましたが、そんなに沢山は要らないけど、自宅で樹上完熟させてみたいです。
チャンスがあったら色々教えてください。
むっちゃんさん コメントありがとうございます。越冬は品種次第ですが、おっしゃるやり方が最も丁寧だと思います。何十本にもなるとそういうやり方がなかなかできませんので、私はただ不織布を巻き付けるだけしかやっていませんが、それでも越冬はできるようでした(ただしけっこう弱ります)。
削除アボカドの場合、幹が黒ずんでくるとかなりヤバイ症状ですね。フィトフトラに罹患している可能性があります。しっかり根を固定して、新しい根を出させるように管理しないとだめでしょう。でも正直言いますと、私もこれまで何本も枯らしていますので、正しい対処法が何なのかよくわかりません。こちらこそいろいろ教えてください。