2011年のクリスマス、神奈川県から鹿児島県南さつま市大浦町の古民家へ家族で移住。 大浦町は、父方の故地ではあるもののいわゆるIターン。 田舎暮らしのありさまや感じたこと、考えたことのメモ。
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読書メモ(書物周游)
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2021年11月30日火曜日
字堂覚卍は茶をもたらしたか——宝福寺の歴史と茶栽培(その2)
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( 前回 からの続き) 宝福寺ではいつ頃、どのようにして茶の栽培が始まったのだろうか。 それを示す直接的な史料は今のところ見出すことができないため、いくつかあり得そうな道筋を考察してみたい。まずは、宝福寺の開基である字堂覚卍(じどう・かくまん)について考えてみる。 字堂覚卍につい...
2021年11月26日金曜日
宝福寺での茶栽培の記録——宝福寺の歴史と茶栽培(その1)
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南九州市川辺町清水には、かつて忠徳山宝福寺(曹洞宗)という寺があった。 宝福寺は「山ん寺」として知られた大きな寺院で、往時はお茶が栽培されていたという。その廃寺跡(今寺跡)には、その頃の名残と見られるチャノキが今でも自生しており、このチャノキは中国から渡ってきた原種の形質を保って...
2021年11月11日木曜日
南さつま市議選。政策を「選挙公報」から見る
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南さつま市議会議員選挙が行われる。この過疎地大浦町でも、(意外にも)連日街宣車が走り回っている。 前回、前々回の市議選では、私は議会の一般質問の数から議員の働きぶりを見てみる、という記事を書いた。 【参考】 「立候補しなかった人」の責任 (2017年) 「南さつま市 市議会だよ...
2021年8月11日水曜日
小学校のPTA会長になりました
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実は今年度、小学校のPTA会長になってしまった。 もちろん、人望があって選ばれた…とかではない。うちの娘たちが通う大浦小学校は全校の児童が約50人しかいない。保護者の数は30組くらいだったと思う。 PTA会長は6年生保護者から選ばれるとは決まっていない…のだが慣例的に6年生保護者...
2021年2月26日金曜日
もうひとつの世界
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娘から「お父さんは本なら何でも買ってくれるよね」と言われる。 自慢じゃないが(って本当に自慢じゃないが)、うちは貧乏である。世帯年収が150万円くらいしかない。田舎じゃなかったらとてもじゃないが生活できないレベルである。でも、子どもの本は割と気軽に買う。 勉強が出来るようになって...
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2021年2月18日木曜日
日本のどこにいる人でも、蔵書数20万冊の図書館にアクセスできるように
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「趣味はなんですか?」と聞かれたら、「調べもの」と答えている。 私の趣味は読書だと思われることもあるが、実はそんなにたくさん本を読むわけではない(年間にせいぜい40冊くらい)。そして、面白い本を読みたいという気持ちはほとんどなく、「あれってどうなってるんだろう?」と思って情報を求...
3 件のコメント:
2021年2月16日火曜日
大浦小学校で学びませんか? 大浦町への移住のススメ
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来年度から、大浦小学校の3・4年生が複式学級になる。 「複式学級」とは、2学年の合計が17名に満たない時に、学年を合併して設置されるものである。要するに、3・4年生が一つの教室で、一人の先生から学ぶ。片一方に問題を解かせている間にもう片方に教える、という感じの授業をやるということ...
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