2011年のクリスマス、神奈川県から鹿児島県南さつま市大浦町の古民家へ家族で移住。 大浦町は、父方の故地ではあるもののいわゆるIターン。 田舎暮らしのありさまや感じたこと、考えたことのメモ。
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読書メモ(書物周游)
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2022年4月26日火曜日
初の著書『明治維新と神代三陵——廃仏毀釈・薩摩藩・国家神道』
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初めての本が、この6月に出版の運びとなった。 『明治維新と神代三陵——廃仏毀釈・薩摩藩・国家神道』というタイトルだ。 管見の限り、「 神代三陵 」をテーマにした本は史上初ではないかと思う。神代三陵を知っている人自体が少なく、「何それ?」という状態なのを考えると、これまで神代三陵に...
2022年4月1日金曜日
生徒の自由は制限できて当然だという間違った考えについて
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この春、上の娘が中学生になる。 地元の公立中学だが、うちはやや僻地に住んでいるので結構遠い。ちゃんと計ってはいないが、家から4kmくらいありそうである。 当然、自転車通学になる。というわけで、中学校から自転車通学の申請書を出してくれとの指示があった。 その申請書を見て、私は「はぁ...
2022年3月30日水曜日
はじめに——もうひとつの廃仏毀釈(その1)
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明治初年に、全国各地で廃仏毀釈が起こった。 寺院や神社から仏像が撤去されて無造作に打ち捨てられ、あるいは打ち砕かれた。寺院は取り壊されたり、その建物が別の目的に転用された。僧侶たちは還俗させられ、盂蘭盆会のような行事までもが仏教的だからと取りやめさせられた。追って、葬儀も仏式で行...
2022年2月24日木曜日
幽閉寺としての宝福寺——宝福寺の歴史と茶栽培(その4)
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(「 元寺と今寺、宝福寺の拡大 」の続き) 近世末期に編纂された『本藩人物誌』という史料がある。戦国時代を中心に、15世紀半より17世紀までの約二世紀にわたって活躍した島津氏の一門・家中の諸士のいろは順による略伝集であるが、この史料にいくつか宝福寺が登場する記事があるので管見の限...
2022年2月19日土曜日
「思想」としての近代日本文学
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高校の国語の授業が、論理的・実用的な文章を扱う「論理国語」と、文学的な文章を扱う「文学国語」に分かれる、という報道がされている。 正確にいえば、これまでは必修の「国語総合」に加え「国語表現」「現代文 A」「現代文 B」「古典 A」「古典 B」の5つの選択科目という構成だったのを、...
2 件のコメント:
2022年2月1日火曜日
ドルフィン跡のサッカースタジアムはさすがに無理です。
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久々に「オイオイ」と思った。 鹿児島市の下鶴市長が、ドルフィンポート跡につくる鹿児島県の新体育館の隣にサッカースタジアムを作りたいといっている件だ。 しかも、県民の多くが「ぜひあの芝生は残してほしい」と言っているその緑地帯を移設すれば建設できるじゃないか、と主張している。さらに結...
2022年1月1日土曜日
新年の忙しいアピール
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謹んで新年のお慶びを申し上げます(…と書いたが、喪中なので書いてはいけないのかもしれない…?)。 この2年ほど、こちらのブログがすっかり疎かになってしまった。「書くことがなくなったんじゃないの?」と思っている人も多いと思うが、実はそんなことはなく、…いや、まあちょっとはそれもある...
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