2011年のクリスマス、神奈川県から鹿児島県南さつま市大浦町の古民家へ家族で移住。 大浦町は、父方の故地ではあるもののいわゆるIターン。 田舎暮らしのありさまや感じたこと、考えたことのメモ。
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読書メモ(書物周游)
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2021年2月26日金曜日
もうひとつの世界
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娘から「お父さんは本なら何でも買ってくれるよね」と言われる。 自慢じゃないが(って本当に自慢じゃないが)、うちは貧乏である。世帯年収が150万円くらいしかない。田舎じゃなかったらとてもじゃないが生活できないレベルである。でも、子どもの本は割と気軽に買う。 勉強が出来るようになって...
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2021年2月18日木曜日
日本のどこにいる人でも、蔵書数20万冊の図書館にアクセスできるように
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「趣味はなんですか?」と聞かれたら、「調べもの」と答えている。 私の趣味は読書だと思われることもあるが、実はそんなにたくさん本を読むわけではない(年間にせいぜい40冊くらい)。そして、面白い本を読みたいという気持ちはほとんどなく、「あれってどうなってるんだろう?」と思って情報を求...
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2021年2月16日火曜日
大浦小学校で学びませんか? 大浦町への移住のススメ
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来年度から、大浦小学校の3・4年生が複式学級になる。 「複式学級」とは、2学年の合計が17名に満たない時に、学年を合併して設置されるものである。要するに、3・4年生が一つの教室で、一人の先生から学ぶ。片一方に問題を解かせている間にもう片方に教える、という感じの授業をやるということ...
2021年1月18日月曜日
「農地利用最適化推進委員」になりました
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今年から「農地利用最適化推進委員」になった(任期は3年)。 「農地利用最適化推進委員」(それにしてもけったいな名前…)とは何かというと、ものすごく簡単にいうと「議決権のない農業委員」である。 では「農業委員」とは何かというと、「農業委員会」の構成員である…というような話をしていく...
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2021年1月10日日曜日
島津亀寿の戦い——秋目の謎(その4)
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(「 秋目からルソンへ 」からの続き) 薩摩藩から独立した立場を築いていたらしき貿易港、秋目を私領地としていた持明夫人こと島津亀寿(かめじゅ)とは何者だったのだろうか(以後、表記を「亀寿」で統一する)。 島津亀寿は、元亀2年(1571)島津氏第16代当主・島津義久の三女として誕...
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秋目からルソンへ——秋目の謎(その3)
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(「 隠さなければならない繁栄 」からの続き) 前回、秋目は「貧乏で疲れた郷」を自称しながら、少なくとも享保年間以降のしばらくの間はかなり豊かだった、と述べた。 では、その前はどうだったのだろう。陸の孤島である秋目は、今と同じ、寂しい港町だったのだろうか。 そのことを考...
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2021年1月7日木曜日
「柿本地蔵」と「柿本寺」の謎
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加世田の郷土資料館に、「木造地蔵菩薩立像」(将軍地蔵像)が展示されている。 地元では、俗に「柿本地蔵」と呼ばれているものだ。江戸時代の作と見られ、なかなか繊細優美で、鹿児島に残る仏像の中では優品に属する。 この地蔵像は、どういうものだろうか。どういう故事来歴で郷土資料館に展示され...
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