2011年のクリスマス、神奈川県から鹿児島県南さつま市大浦町の古民家へ家族で移住。 大浦町は、父方の故地ではあるもののいわゆるIターン。 田舎暮らしのありさまや感じたこと、考えたことのメモ。
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読書メモ(書物周游)
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2020年1月23日木曜日
共鳴する加速関係——大浦町の人口減少(その4)
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(「 いかにして大浦町が農業の機械化先進地となったか 」からの続き) 大浦のメインストリートを、木連口(きれんくち)通りという。 南北に延びる、700mほどの通りである。今でも、役場、銀行、役場、郵便局、スーパー、農協、ガソリンスタンドなどが並びメインストリートとして...
2020年1月17日金曜日
いかにして大浦町が農業の機械化先進地となったか——大浦町の人口減少(その3)
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大浦からよその地域の農業を見てみると、機械化の遅れに驚くことがある。 例えば、鹿児島市内の近郊でも、未だに結構お米の天日干しがされている。そして田んぼの形は山の地形に沿ってぐにゃりと曲がっていたりする。そういうところの農業は傍目にはのどかで美しいが、実際にやるのは大変で、...
2020年1月3日金曜日
新年の抱負
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みなさん、明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。 昨年は(昨年も!)、あまりこのブログ記事を書けなかった。その原因はハッキリしていて、他のところで記事を書いているからだ。 私は現在このブログの他に、「南薩の田舎暮らし ブログ」と「石蔵ブックカフェ...
2019年12月20日金曜日
笠沙恵比寿と『南さつま市観光ビジョン』
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先日の南さつま市議会で、本坊市長は笠沙恵比寿について「来年4月からの休館もやむを得ない」という認識を示した。 報道によればその理由は、第1に来年4月からの指定管理者が見つかっていないこと、第2に利用者数が低迷していること、第3に今後の施設の維持管理に多額の予算がかかると見...
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2019年12月6日金曜日
大浦干拓という大事業——大浦町の人口減少(その2)
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(「 大浦町とコルビュジェの理想の農村 」からのつづき) 大浦町は、干拓の町である。 国道226号線を加世田から走ってくると、越路浜を過ぎて田園の中を突っ切る真っ直ぐな道路になり、そこの何もない交差点を南に曲がるとこれまた1.6kmもの一直線の道になる。両側は真っ平...
2019年11月13日水曜日
永留さんのこと
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11月7日、友人の永留純一さんが亡くなった。 永留さんには、来る11月22−23日に開催する「石蔵アカデミアwith Tech Garden Salon」というイベントで、「歩けば増える、好きな建物・まち並み」という演題で講演をお願いしていた。だが、その講演は永遠に聞けなくな...
2019年8月10日土曜日
大浦町とコルビュジェの理想の農村——大浦町の人口減少(その1)
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ここに、農村の地域計画の理想図がある。巨匠ル・コルビュジェが構想したものだ。 この農村のどこが理想的なのかというと、図の左端「1 国道または県道」が農村の中心部から遠く隔たっている、ということだ。 コルビュジェは、建築家としてのキャリアをスタートさせた当初から交通の問...
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