2011年のクリスマス、神奈川県から鹿児島県南さつま市大浦町の古民家へ家族で移住。 大浦町は、父方の故地ではあるもののいわゆるIターン。 田舎暮らしのありさまや感じたこと、考えたことのメモ。
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読書メモ(書物周游)
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2019年8月10日土曜日
大浦町とコルビュジェの理想の農村——大浦町の人口減少(その1)
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ここに、農村の地域計画の理想図がある。巨匠ル・コルビュジェが構想したものだ。 この農村のどこが理想的なのかというと、図の左端「1 国道または県道」が農村の中心部から遠く隔たっている、ということだ。 コルビュジェは、建築家としてのキャリアをスタートさせた当初から交通の問...
2019年7月26日金曜日
「プレゼン」への杞憂
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最近、「プレゼン」が表現方法として浸透してきた。 ここでいう「プレゼン」とは、多くの場合プロジェクタでスライドを使いながら聴衆に向かって話す、あれである。元々の「プレゼンテーション」はもっと広い概念で、「人に主張を理解してもらうための弁論」というくらいのものだと思うが、と...
2019年6月18日火曜日
飲み物の地産地消
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資源ゴミ回収のたびに思うことがある。 南さつま市の資源ゴミ回収日は月1回。公民館に集まって、集落で協力してゴミを集める。 一ヶ月に1回しかないからかなりの量になるが、中でも分量が多いのがプラスチックゴミ、それからペットボトルと缶——つまり飲み物に付随するゴミだ。 ...
2019年6月3日月曜日
薩摩藩の謎な馬生産「牧」を考える企画展
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現在「歴史交流館金峰」で開催中の企画展「伊作牧~金峰山に守られた牧場~」を見て来た。 伊作牧(いざくまき)とは、金峰町から吹上町にかけてあった馬の放牧地である。企画展を見ていろいろ学びもあったし、新たに疑問点も出てきたので備忘を兼ねてちょっと書いておきたい。 薩摩・大...
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2019年5月20日月曜日
「制度の趣旨を逸脱」をめぐる総務省と自治体の「ふるさと納税」合戦
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「ふるさと納税」の新基準に合致しない、ということで、鹿児島県では鹿児島市と南さつま市の税制優遇が9月で切られる、との新聞報道があった(全国では43自治体)。 総務省によれば「不適切な寄附集めをしていた」というのだ。南さつま市が不適切とされたのは、返礼率(総務省の用語では「...
2019年5月4日土曜日
神武天皇聖蹟を巡る鹿児島と宮崎の争い——なぜ鹿児島には神代三陵が全てあるのか?(追補)
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2017年の8月から、2019年の1月まで約1年半かけて、このブログで「なぜ鹿児島には神代三陵が全てあるのか?」という連載記事を20回に渡って掲載した。 だが、執筆構想にありながら敢えて書いていなかったことがある。「皇紀2600年事業」のことについてだ。これはこれで1つの独立...
2019年4月30日火曜日
県立薩南病院の移転先をどうするか
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薩南病院は、吹上浜を覆う松林の中にひっそりと建っている。 改築から約40年が経過し、施設がかなり老朽化したことから、この建て替えが検討されているそうだ。 しかし老朽化以外にも課題はある。長期的には、人口減少社会の中で経営が成り立って行くかどうか、短期的には診療科を充実...
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