2011年のクリスマス、神奈川県から鹿児島県南さつま市大浦町の古民家へ家族で移住。 大浦町は、父方の故地ではあるもののいわゆるIターン。 田舎暮らしのありさまや感じたこと、考えたことのメモ。
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読書メモ(書物周游)
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2013年9月23日月曜日
公民館に残る賞状で見る農村の昭和史
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我が集落の自治会公民館には、古い賞状がいくつか掲示されている。これらは、積極的に掲示しているというよりは、かつて掲示していたものを敢えて外す必要もないからそのままになっている、というのが実態で、一見何の脈絡もない。でもその賞状たちを眺めていると、時代の移り変わりを如実に感じること...
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2013年9月17日火曜日
ウッガンドンに「氏神」と刻まれているわけ
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このあたりの集落には、「 ウッガンドン 」または「ウッガン様」と呼ばれる土地神のようなものがあって、細々とではあるが集落共同の祀りが行われている。 このウッガンドンの奇妙なところは、(全てではないが)正面や見やすいところに「氏神」と表示されていることだ。氏神信仰は別に珍しくも...
2013年9月6日金曜日
とも屋の「欧風銘菓 マドレーヌ」
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南さつま市小湊(こみなと)に「 とも屋 」というお菓子屋さんがある。昔ながらのお菓子屋さんで、外観・内装などで目を引く店ではないが、そこのマドレーヌはパッケージデザインが秀逸である。他の商品はどうということもないのに、なぜかこのマドレーヌのデザインだけレトロかわいくて愛嬌があ...
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2013年9月3日火曜日
日本の農書の黎明と停滞
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以前「 西欧近代農学小史 」というブログ記事を書いた時に、「俄然興味が出てくるのが江戸時代の日本の農書である。[…]何かいい参考資料を探したい」としていたのだが、実はこの分野には「これを知らなければモグリ」という決定的な研究書があった。それが、 古島敏雄 の『 日本農学史 第1巻...
2013年9月1日日曜日
萬世酒造の「松鳴館」には万世の古い記憶が展示されています
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吹上浜海浜公園の隣に、「松鳴館」と名付けられた萬世酒造の瀟洒な建物がある。ここには醸造の展示施設が併設されているのだが、実は絵画も展示されているらしいと聞いて見に行ってみた。 しかし、同社のWEBサイトにもほとんど情報がないこともあり、「どうせ焼酎ブームの頃に社長が趣味で...
2013年8月27日火曜日
南薩には、かぼちゃのシーズンが年に2回あります
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ここのところずっと、何もかもが砂漠のように乾いていたが、昨日久しぶりの本格的な雨が降った。 この雨を期して先週秋かぼちゃの種を植えており、それがちょうど今日発芽していたので、これはまさにベストタイミングな恵みの雨だ。 例によって先輩農家Kさんの絶大なる協力を得て、今年...
2013年8月19日月曜日
オフ会、じゃなくて加工所OPEN記念「茶飲み話の会」を開催します
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ちょくちょく、食品加工業に手を出したい、という記事を書いてきたのであるが、「南薩の田舎暮らし 加工所」を8月24日にオープンさせる運びとなった。 まあ、いわゆる農業の6次産業化というやつで、自分で作った農産物や、地域で生産されているものを使って、なんだか楽しい商品を生み出...
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