2012年5月27日日曜日

天国的に美味い青菜炒めの正体

ボランティアスタッフとして参加している「畑の学校〜ゆうき教室〜」の第2回目が開催された。

今回の作業は、
○ 個人用の畑にエンサイツルムラサキを植える。
○ 共同の畑に長寿草(一般には長命草と言われているもの)、里芋サツマイモ黄金千貫)、エンサイを植える。
というもの。

さて、今回植えたエンサイとツルムラサキというのは私はよく知らない野菜で、どんな収穫物があるのかわからないため、なんだか設計図のないプラモデルを作っているような変な気分になった。

そこで帰宅してからこれらの野菜について調べてみると、ツルムラサキについては、やはり見たことも食べたこともない野菜であるらしく、少しがっかり。しかし、エンサイについて調べてみると、思ってもみなかったことが判明した。

私はカタコトの中国人が経営する寂れた中華料理屋がなぜか大好きなのだが、昔から、そういう店で出てくる天国的に美味い青菜炒めの素材がなんなのか、いつも疑問に思っていた。ニンニク風味で塩味のシンプルな青菜炒めなのだが、これがめちゃくちゃに美味いのである。家でも作ってみたいが、その「青菜」というのが何なのか分からない。小松菜ではないし、ほうれん草でもないし、この茎の感じが他の野菜と違う…と。

それがこのエンサイだったのである。エンサイ(蓊菜)は、ヨウサイ(蕹菜)、空心菜、トンツァイなどとも呼ばれ、名称すら一定していない新参者の野菜なので、何度も店で食べながら、その素材を正確に認識していなかったのだろう。また、そもそも私が好きな寂れた中華料理屋では、素材などメニューに書いているはずもなく、それはただ「清炒青菜」みたいに(中国語で)表示されているだけなので、長い間わからなかったのである。

それにしても、都会から田舎に移住してきて不便なことは山ほどあるが、気軽に「カタコトの中国人が経営する寂れた中華料理屋」に行けなくなってしまったのは相当に残念だ。東京には、そういう店がどこの駅前にもあったので、特にありがたいとも思わなかったが、いざこうして行けなくなるととても淋しい。

その代わり、今度は自分でエンサイを栽培して、天国的にとはいかなくても美味しい青菜炒めを作ってみたいと思う。もちろん、鹿児島にも探せばそういう寂れた中華料理屋はあるのかもしれないけれど、そういう店はわざわざ行ったら面白くないのだ。そういう店には、連れ合いと「何を食べようか」という話がまとまらなくて、辺りに良さそうな店もなくて、最後の手段として、妥協の産物として、しょうがなく入る感じがサイコーにいいのである。

※ 冒頭の画像は検索したら出てきた「台湾料理 味仙」さんのサイトからの転載だが、まさに私が好きな青菜炒めのイメージぴったりなので使わせてもらった。著作権的に問題があったらゴメンナサイ。

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